09年ホッカイドウ競馬全日程終了
昨日11/19日の第52回道営記念ダ2000mを最終レースとして09年のホッカイドウ競馬の全日程を終了しました。
このレースの覇者はコパノカチドキ。09年の5月まではJRA中央の1000万下を走っていた馬である。ホッカイドウ競馬に移籍して破竹の5連勝で有終の美を飾った。
なにせ厳しい地方競馬の実態。ここで何度も触れているが、この2年で収支均衡が図られないとホッカイドウ競馬の廃止が決められている。
馬産地日高に軸足を置いて、09年は背水の陣を敷いた中で開催されたホッカイドウ競馬。スタートの札幌競馬場では、開催日の入場者は前年比1千人の減当然売上げも10%以上の減少と厳しい幕開けとなった。
しかしながら関係者の熱意と馬産地日高が総力を上げて取り組んでの門別競馬場での「グランシャリオ」ナイター競馬の開催と札幌市を中心とした場外馬券場の拡大、南関競馬と連携したファン層の拡大など、大雨による競馬中止で開催日が昨年より1日少なかったが、最終的には昨年の売上高113.9億円を上回り115.5億円を確保とのこと。
収支均衡に向けた目標額117.9億円を残念ながら下回ってしまったが、門別のグランシャリオナイターは成功したと言えるだろう。
前述したホッカイドウ競馬の最後の大一番道営記念の最終日、昨年は1.5億円。09年は2.1億円と約6千万円上回って09年のフィナーレをファンが後押ししてくれた!
当日は仕事帰りに11Rヤングチャレンジカップ3と12Rの道営記念の馬券を購入する事が出来たし、11Rの的中馬券を転がし+αで道営記念で、人気のない昨年の覇者コンテ中心に馬券を購入し、ホッカイドウ競馬とファンの皆様方に還元。
私は日高の牧場が好きだ。
サラブレットが群れ遊び戯れる親仔の姿に心が洗われる。日常のストレスから開放され太平洋と緑のじゅうたんを敷きつめた如くの牧場の風景、毎日サラブレットの成長を祈って生産を続ける牧場を守っていかなくてはならないと思っている。
JRA中央も含めて各地の地方競馬を継続していかなければ馬産地日高を始めとする全国の生産牧場は大打撃をうける。
まして、馬産地日高を抱えるホッカイドウ競馬は、サラブレット生産日本一の名に相応しく発展させていかなければならないと考えている。
勝負は2010年。
何としても収支相償を確立し、継続して安定した運営をしていかなければならない。
来期の日程はまだ決まってはいないようだが、札幌競馬場でも門別のグランシャリオナイター競馬でも09年以上の入場者そして売上を確保しなければならない。
私の力は僅かなものでしかないだろうが、ホッカイドウ競馬存続に向けて私の出来る限りの応援はするつもりだ。
ホッカイドウ競馬の発展は、すなわち馬産地・日高、とりわけ零細な個人生産牧場そして心癒されるその風景を後世に残していくために、応援をしていきたい!!
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