09年度ホッカイドウ競馬開催
09年度のホッカイドウ競馬がいよいよ4/29日の札幌競馬場からスタートします。
ちなみに07年度は4/18日門別開催で5月中旬まで10日間開催でしたが、札幌は10/16日から11月の中旬までの13日間の開催でした。08年は4/29日の札幌開催で5/20日過ぎまでの8日間開催でした。09年は4/29札幌開催でスタートしますが今回は5/14日までの6日間となります。理由はJRA函館競馬場の改修のため09年の函館開催はなく、例年8月中旬のJRA札幌開催が函館開催の変更から09年は6/20日からの開催に変更となります。
手元に資料がないのですが、ホッカイドウ競馬の売上は札幌競馬場でのウエイトが高いと聞いています。開催日数の減少は気になりますが、09年の目玉は馬産地一体型の主催を目指し5/20日から旭川競馬場での開催から、ナイター設備が親設された新門別競馬場で11/19日までの76日間の開催となります。
ここで08年の収支の状況を整理してみましょう。08年のホッカイドウ競馬売上114億円と計画比7.1%の減少となりました。
世界的不況の波が日本における長期的不況に歯止めをかける事が出来ず、過去売上を伸ばしてきたのですが、08年は未達成と言う厳しい減少となってしまいました。
ただ、徹底したコスト削減の効果が見込まれ、07年の赤字8.3億円から約半減の4.3億円の圧縮できたのが救いで有りました。これで累積赤字は239億円に微小ではありますが赤字額の減少が図れることが出来たのは明るい材料です。
ホッカイドウの単年度の収支均衡は21年度中に求められています。。
08年の単年度の赤字額を圧縮できた要因はは、国の制度改正で地方公営企業等へのの納付金約1.2億円が不要となったこと、、SPAT4などのインターネットの販売が順調に伸びてきている事が挙げられます。
09年は、昨年十二月に石狩市に場外馬券場を開設し、ファン層の拡大の取組みしてファンの拡大に期待が高まっています。
そして09年は08年度限りで旭川撤退に伴い、コスト削減が見込めるほか、更には札幌市中央区南六西一の競輪の場外発売所「サテライト札幌」内に、場外馬券場「Aiba(アイバ)札幌中央」を六月にも開設。これらの馬券売上の対策により08年度から3・5%増の約118億円の売り上げを目標とし、単年度の赤字を三億円以内に抑える覚悟で09年のスタートを目指します。
新門別競馬場でのナイター開催、インターネットによる販売額の拡大等、上手くかみ合って欲しいものだ。
もちろん、4/29日の札幌開催には札幌競馬場へ出かけるつもりですが、より多くのファンの来場に期待したいと思っています。
21年度までの単年度の収支均衡が、ホッカイドウ競馬存続の絶対的条件。
日高地方の個人生産牧場の生活保障、ホッカイドウの馬文化の継承など、日高地方の産業を私たちも意識して守ってあげなくてはいけないと思います。
ホッカイドウ競馬の存続発展は、JRAの発展にも大きな役割を果たしています。
ただ、一言付けくわせていただくが、大局的な考えを持ち得ない自分本位の考え方しかもてない、具体的にはサラブレットの繁殖時期に個人生産牧場を訪問し、不特定多数が閲覧可能なブログの写真を掲載して、馬産地の秩序や基本的マナーすら守れない、反省すらこともない輩に、地方競馬の実状など語くのはご遠慮願いたい。
現場やりスクに対する危機管理を理解していない輩に、地方競馬を守り発展させるような戯言は、混乱を招くだけだ。
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