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2009年11月20日 (金)

09年ホッカイドウ競馬全日程終了

昨日11/19日の第52回道営記念ダ2000mを最終レースとして09年のホッカイドウ競馬の全日程を終了しました。

このレースの覇者はコパノカチドキ。09年の5月まではJRA中央の1000万下を走っていた馬である。ホッカイドウ競馬に移籍して破竹の5連勝で有終の美を飾った。

なにせ厳しい地方競馬の実態。ここで何度も触れているが、この2年で収支均衡が図られないとホッカイドウ競馬の廃止が決められている。

馬産地日高に軸足を置いて、09年は背水の陣を敷いた中で開催されたホッカイドウ競馬。スタートの札幌競馬場では、開催日の入場者は前年比1千人の減当然売上げも10%以上の減少と厳しい幕開けとなった。

しかしながら関係者の熱意と馬産地日高が総力を上げて取り組んでの門別競馬場での「グランシャリオ」ナイター競馬の開催と札幌市を中心とした場外馬券場の拡大、南関競馬と連携したファン層の拡大など、大雨による競馬中止で開催日が昨年より1日少なかったが、最終的には昨年の売上高113.9億円を上回り115.5億円を確保とのこと。

収支均衡に向けた目標額117.9億円を残念ながら下回ってしまったが、門別のグランシャリオナイターは成功したと言えるだろう。

前述したホッカイドウ競馬の最後の大一番道営記念の最終日、昨年は1.5億円。09年は2.1億円と約6千万円上回って09年のフィナーレをファンが後押ししてくれた!

当日は仕事帰りに11Rヤングチャレンジカップ3と12Rの道営記念の馬券を購入する事が出来たし、11Rの的中馬券を転がし+αで道営記念で、人気のない昨年の覇者コンテ中心に馬券を購入し、ホッカイドウ競馬とファンの皆様方に還元。

私は日高の牧場が好きだ。

サラブレットが群れ遊び戯れる親仔の姿に心が洗われる。日常のストレスから開放され太平洋と緑のじゅうたんを敷きつめた如くの牧場の風景、毎日サラブレットの成長を祈って生産を続ける牧場を守っていかなくてはならないと思っている。

JRA中央も含めて各地の地方競馬を継続していかなければ馬産地日高を始めとする全国の生産牧場は大打撃をうける。

まして、馬産地日高を抱えるホッカイドウ競馬は、サラブレット生産日本一の名に相応しく発展させていかなければならないと考えている。

勝負は2010年。

何としても収支相償を確立し、継続して安定した運営をしていかなければならない。

来期の日程はまだ決まってはいないようだが、札幌競馬場でも門別のグランシャリオナイター競馬でも09年以上の入場者そして売上を確保しなければならない。

私の力は僅かなものでしかないだろうが、ホッカイドウ競馬存続に向けて私の出来る限りの応援はするつもりだ。

ホッカイドウ競馬の発展は、すなわち馬産地・日高、とりわけ零細な個人生産牧場そして心癒されるその風景を後世に残していくために、応援をしていきたい!!

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2009年11月 6日 (金)

09年度GⅢ北海道2歳優駿はビッグバン優勝

11月5日に行われたホッカイドウ競馬・4大交流重賞「GⅢ・第36回北海道2歳優駿・ダ1800m)」は我がサポート馬、ビッグバンとオノユウの2頭が出走。
勝ったのは「ビッグバン号」が見事優勝、2年ぶりにホッカイドウ競馬所属馬がタイトルを奪還しました。

我がサポート馬が2頭出走というのも、とても嬉しい出来事でした。この2頭をサポート馬として指名出来たこと、そしてそのビックバンに騎乗したのは、私のサポート騎手の桑村君。二重の喜びでした。

ビックバンは、単勝1.7倍の圧倒的支持を得ての1番人気。発馬それほど良くなかったようで、レース序盤は後ろからの追走、2コーナー辺りで4,5番手につけ、勝負どころの3コーナー過ぎるところから、それこそ馬なりで進出を開始。先行していた武豊騎乗のオノユウをアッサリ交わして進出開始。その脚色は抜き出た感じで、最後の直線では一気に先頭に立つと、桑村騎手も持ったままで後続を引き離し、圧勝しました。

ビックバンは、これで重賞3勝。BGJC、サインライズカップ、そして北海道2歳優駿。

次走はもちろん12月16日(水)予定の川崎のJRA交流GⅠ全日本2歳優駿でしょう!

更に大きいところで、ホッカイドウ競馬の星として頑張って欲しいものです。

一方のサポート馬オノユウは先行するもズルズルと後退、無念の9着と残念ながら期待を裏切る結果となりました。

日本で1番早い2歳馬の重賞・栄冠賞を制覇し、フローラルカップそしてJRA交流戦のGⅢエーデルワイス賞ではJRAの武豊騎手で重賞3勝の実績があります。

オノユウも本来の力はビックバンに勝るとも劣らずと言えるほどの実績馬。もう一度立直して更なる活躍を願っています。

(オノユウは川崎競馬に転厩のようです。南関でホッカイドウ競馬出身として一層の活躍を願う)

ホッカイドウ競馬の星たちよ!

厳しい地方競馬の状況の中、その活躍する姿こそサラブレット生産の地ホッカイドウ競馬の存在を多くの競馬ファンにアッピール出来る絶好のチャンスでもあります。君たちの走る姿が地方競馬の存続に繋がる、頑張って欲しい。

一方では、一部の競馬ファンと称する輩が、繁殖期に生産牧場を訪問し、その写真を掲載しても何も反省するどころか当たり前のようにしか思っていない現実。人間のウィルスが仔馬にとって最大の脅威という事すら理解できない輩がいる。

一部の心ない行為がどれだけ生産牧場見学に規制をかけられること、その行為が多くのサラブレットのファンそして生産者組合からも疎まれているか・・・。

このような輩に地方競馬の存続など語る資格などない。

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