第1話「一口・馬主」って・・・。
私は2005年2月にキャロットクラブの会員になりましたが、早い話がクラブ馬募集時のカタログに記載されている会員規約なるものを良く読まない(理解しない)まま、入会してしまったと言う事です。(苦笑!
ですので、出資と同時に入会した時点で、愛馬を持てる喜びのあまり、これで「一口馬主」だと早合点してしまった・・・ようです。会員規約には。。。競馬用馬のファンドの契約にあたってという大きな文字が書かれてありますが、どこを探しても「一口馬主」なる文字は見当たりません。そりゃそうでしょう、良く見てみれば分かりますがクラブ法人の許可番号:金農第○号って、商品投信販売業者の許可番号なのですから。しかも愛馬会法人も同様ですね。規約の中にも随所に書かれているのに、今になって気づきました。
ここでおさらいですが、当然ながら「クラブ法人」と「愛馬会法人」は別人格の会社です。そして「クラブ法人」こそ馬主であり、私のような会員は「愛馬会法人」の会員なのです。ですから、一口だろうがなんだろうが、馬主であるハズがないと言う事になります。
まぁ、本来的に言えば「擬似的な馬主」と言う事でしょうが、馬主気分を味わう事ができますので、それをわきまえた上で、私は引き続き「一口馬主」という呼称を使い続けるつもりです・・・。
仕組みとしては、愛馬会法人は顧客である会員から出資金を募り競争馬を取得します。(実際には逆転してますけどね)そして馬主の資格を持つクラブ法人に競争馬を現物出資して、クラブ法人(馬主)が競争馬をレースに出走させる・・・と言う事になります。
一通り仕組みみたい事を書いて来ましたが馬主になる条件で締めくくりたいと思います。馬主になるためには資格が必要になります。中央競馬は「9千万円以上の資産と1800万円以上の所得」が必要で、地方競馬は「所得500万円」となっているようです。もちろんこの他に、競争馬を預ける厩舎、調教師への報酬を含めたカイバ代が別途必要になりますので、是では一介のサラリーマンでは中々単独では馬主にはなれないでしょう。
ところで我が元横浜ベイスターズの大魔神佐々木さんも、今年ホッカイドウ競馬の馬主になりましたね。確か馬名は「ミスターフォーク」だったかな。資格を満たしていたと言う事でしょう(笑)
次回はクラブ法人、愛馬会法人にもそれぞれ違いがある、これを題材にしようかな。
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